春のお彼岸のご準備を!お彼岸の供花の選び方

供養について

2020.03.16 春のお彼岸のご準備を!お彼岸の供花の選び方

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3月17日は彼岸の入りです。ご家族の皆さんでお墓参りに行ったり、ご親戚のお家にお線香をあげに行かれたりする方も多いのではないでしょうか。
今回は、春のお彼岸に向けて、お供えするお花の選び方についてご説明させていただきます。

お彼岸の供花の選び方

お花をお供えすることは、仏教の実践徳目である波羅蜜の「忍辱」に通じると言われています。厳しい環境のなかで花をつける様子や、お供えされてからも耐え忍んで咲き続ける様子に由来するものと言われています。この「忍辱」は六波羅蜜のひとつ。お彼岸は六波羅蜜をすすんで実践する期間でもありますので、お墓参りやお線香をあげに行く際には持参したいものです。

① お花は何色でもいいの?

一般的に、四十九日までの間は白を基調とした花を飾ることが多いですが、お彼岸に飾るお花に色の決まりはありません。春と秋ではお彼岸の時期に出回るお花の種類が異なりますので、季節のお花をお供えされるとよいでしょう。

② お花の種類は?

定番は菊の花ですが、お供えするお花は絶対に菊でなければならない、と決められているわけではありません。菊は長い間綺麗な状態でお花を飾っておくことができる点、そして枯れる際に花弁が散らず、お墓を汚さない点において優れているため、お供えに最適です。最近では、ピンポンマムやスプレーマムなど、色とりどりで親しみやすい種類の菊もありますので、一度お花屋さんを訪れてみてはいかがでしょうか。
お花の種類としては、バラやアザミのような「トゲのある花」、「毒のある花」は殺生を連想させるのでよくない、香りの強い花はお線香やお供え物の香りを妨げるのでよくない等、様々な説が広く一般に知られていますが、明確なタブーがあるわけではありません。実際に、ユリの花は香りが強いのにも関わらず、多くの供花に含まれています。
したがって、周囲の方への配慮を忘れなければ、お花の種類に関してあまり神経質になる必要はなさそうです。例えば、枯れてしまったお花を処分するときにトゲで怪我をしないよう、鋏でトゲを取りましょう。花粉のつきやすいものは花粉の落ちないように処理をしないと、黄色いシミが残ってしまうことがありますので、自分のお墓だけでなく周りの方のお墓を汚さないように雄蕊をとりのぞくことも必要です。
お花の種類に厳密な決まりはありませんが、故人様が好きだったお花やお墓の雰囲気に合うものを選びましょう。お花屋さんに相談すれば、アドバイスも頂けると思います。

③ お花の本数に決まりはあるの?

「3・5・7本などの奇数がよい」と言われておりますが、あくまでも一般論です。地域によって正解が異なります。奇数といっても、茎の本数でカウントするところもあれば、お花の数でカウントするところもあります。

④ 花束とアレンジメント、どちらがいいの?

お墓にお供えするのであれば、墓石に左右対称に花立てが備え付けてあることが多いので、両方に飾れるよう2束用意しましょう。
お仏壇にお供えする場合、最近はフラワーアレンジメントという選択もあります。花瓶があれば、もちろん花束でも問題ありませんが、どなたかのお宅にお贈りするならば、花瓶が無くても飾れて、まめに水替えをしなくても大丈夫なアレンジメントが好まれるようです。

これまで、お彼岸のお花の選び方について、一般的に言われている事柄をまとめさせていただきました。お花の本数も地域によって正解が異なることをご説明させていただきましたが、宇都宮市でも慣習などが異なっていることも多いです。とりわけ、お葬式のことやご供養のことは、葬儀社が会社として成り立つよりもはるか昔から地域共同体の方々が協力して行ってきたこともあり、全国共通の正解はないと言っても過言ではありません。

お彼岸にお供えする花にまつわる言葉に、「入り花を折る」や「入り花を立てない」という言葉があります。これは、「お彼岸になってから慌ててお墓の掃除をし、供花を用意するのではなく、常日頃からお墓やお仏壇を整え、お供え物をしましょう」という意味の言葉です。
お墓やお仏壇をきれいにしたり、お花や食べ物をお供えしたりする生活が望ましいとはいえ、お仕事があったり、お墓が近くになかったりすると、こまめにお手入れをすることが難しい方もいらっしゃることと思いますが、当日にしかご先祖様に手を合わせに行けない方も、できる限りのご供養に努めたいものです。
あんしん葬儀社は地域ごとの伝統や慣習をふまえたうえで、お客様のライフスタイルの変化に合わせたご供養のありかたをご提案いたします。
豊富な経験と知識を持ったスタッフが、お客様ひとりひとりに合わせて、適切なアドバイスをさせていただきますので、宇都宮市のお葬式やご供養のことでお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

荒井 貴大

代表取締役
荒井 貴大

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