お棺に入れることのできないもの

葬儀について

2019.12.27 お棺に入れることのできないもの

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ご納棺の際に、「故人愛用の品を棺にいれてあげられないか?」とご相談をいただくことがしばしばありますが、お品物によってはご遠慮いただく場合がございます。
今回は、何を入れることができないのか、そして、どうして入れてあげられないのかについて、具体的にご説明いたします。

ご遺骨をきれいに残すための火葬炉のしくみ

火葬炉は、ご遺骨が綺麗に残る温度設定(平均800~900度)がなされています。ごみ焼却炉のような高温炉にはなっていないため、プラスチックや化繊を燃やすとダイオキシンを発生させたり、不完全燃焼をおこしたりしてしまいます。
近代的な火葬設備は、ご遺体の体重を感知して自動的にバーナーの火力を調節し、火のまわりが均等になるよう制御されています。火葬炉とは、それだけ精巧かつデリケートな機械なのです。それゆえに、火葬場のスタッフは、炉が故障しないように細心の注意を払う必要があります。
こういった火葬炉の設計は、ご遺骨を大切にする日本人のこころに根差しています。
お棺に入れることのできないものの多くは、故人様のご遺骨をできるだけ綺麗に残してさしあげたい、という火葬場のスタッフの心遣いでもあります。その点をご理解いただき、ご納棺の際はどうかご協力いただければ幸いです。

お棺に入れることができないもの

さて、具体的に、お棺の中に入れられないものとして、次のようなものが挙げられます。

① ビニール・プラスチック製品
ビニールやプラスチック製品は酸素不足によって不完全燃焼を起こす原因となります。また、お骨が変色してしまったり、粉状になってしまったりすることがあるため、入れることができません。
よくご相談いただく品物としは、CDやDVD等です。これらはプラスチック類になりますので、ご遠慮いただいております。お棺に入れることはかないませんが、故人様がお好きだった曲や映画のディスクはお手元に残しておいてさしあげてください。
また、式場にて映像や音楽を流したりすることで故人を偲ぶことができます。

② ナイロン・ポリエステル・化学合成繊維品
お洋服やバッグ、ぬいぐるみ等の愛用品も納棺前に一度ナイロン・ポリエステル・化繊が含まれていないか確認してみましょう。
衣類以外でも、テニスラケットにはガット部分、釣り竿には釣り糸部分でナイロンやポリエステルが含まれていますので、注意が必要です。ナイロンや化繊は燃焼時にダイオキシン類が発生する原因となりますので、お棺に入れることができません。

③ ガラス製品
ガラス製品は、高温で溶けた後にお骨や台車に焼き付いてしまうため、禁止されています。
お酒などのビン類もガラス製品に含まれます。特に、密閉されたものは炉内で爆発する可能性があり、大変危険ですので絶対に入れないようにしましょう。

④ 貴金属製品
金・プラチナや宝石などの貴金属製品も入れることができません。
ときどき、貴金属の消失によってトラブルが生じることがあります。火葬場は、焼却してしまった貴金属に対して責任を負うことができませんので、高価なものは火葬せずにきちんと保管しておくことが望ましいでしょう。
また、眼鏡・入れ歯もこれに含まれます。フレームやレンズ、金具などが溶けてご遺骨に絡みついてしまう場合がありますので、お棺には入れないでください。
亡くなられた方が常日頃からご愛用されていた貴金属製品をご遺骨と一緒にお納めしたい場合は、お骨を骨壺に収めた後、眼鏡も一緒に骨壺の中にお入れしてさしあげるのがよいでしょう。

⑤ 硬貨
宇都宮市悠久の丘火葬場をはじめとする栃木県内の多くの火葬場では、お棺に硬貨を入れる行為はご遠慮いただいております。これは、金属が炎色反応を起こして、燃焼時にご遺骨を変色させてしまうおそれがあるためです。
仏式の葬儀では、ご納棺の際に、「三途の川の渡し賃」として六文銭をお入れしますが、紙製の燃えやすいものを使用しています。しかし、一部の地域では、ご納棺の際に「三途の川の渡し賃」として本物のお金(硬貨)をお棺に入れる風習があるようです。そのため、遠方からお越しいただいたご親戚の方から、「お金を入れなくてよいのですか?」とご質問をいただくことがありますが、ご遺骨を美しく保つためにお控えいただければと思います。
ちなみに、硬貨に限らず本物のお金を燃やすことは、「貨幣損傷」として法律違反になる場合もございます。

⑥ 燃えにくいもの
燃えにくいものは酸素不足によって不完全燃焼を起こしたり、火葬に時間がかかってしまったりすることを防ぐために、ご遠慮いただいております。
よくご相談いただくものを挙げると、故人様が生前に愛読されていた書籍や生前にお好きだった果物等です。分厚い本はページとページの間に空気が入りづらく、紙とはいえども燃焼に時間がかかります。どうしてもお棺にお納めしたい場合は、すべてのページにドッグイアを作って空気を通しやすくする工夫をする必要があります。果物は水分を多く含むため、お棺に入れる場合は小さくカットしたものにしましょう。
燃えにくいかどうかの判断にお困りの際は、一度火葬場のスタッフか葬儀社のスタッフにお尋ねください。

⑦ 危険物
スプレーやガスライター、電池等の危険物は炉内で爆発する危険があるので入れることができません。
その他、爆発の危険があるものとしては心臓ペースメーカーが挙げられます。ペースメーカーを取り出すことはできませんが、事前に知らせておくことにより対処が可能です。故人様がペースメーカーをご使用になられている場合は、必ず火葬場のスタッフや火葬予約の手続きを依頼している葬儀社にお申し付けください。

今回はお棺に入れることのできないものについて書かせていただきました。
私たちあんしん葬儀社は、ご家族の方の故人様を想うお気持ちを大切にしながらも、より良いかたちで故人様をお送りするお手伝いをさせて頂きます。
あんしん葬儀社は、こういった疑問に答える相談サロンを完備しています。相談サロンは9時~19時まで営業しております。普段疑問に思っていること、不安に思っていることを専門相談員がお話をお伺いしたうえで、その「不安」を「あんしん」に変えるお手伝いをさせて頂いております。ぜひお気軽にご相談ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

お棺に入れることのできないもの

代表取締役
荒井 貴大

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